聖火リレーで小中高校生イベントは中止

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は17日、福島県Jヴィレッジで26日からスタートする聖火リレーについて、新型コロナウイルス感染対策のため、各市町村のウエルカムプログラムなどの中止や沿道・セレモニー会場での自治体独自の盛り上げ施策を中止することなどを決めた。発表を受け須賀川市では28日の市内コース実施内容の可否について検討を進めている。

 市内では小中高校生が関わるイベントの中止が決まり、tetteで須賀川一小の鼓笛隊と奥州須賀川松明太鼓保存会の演奏、JA夢みなみ本店で須賀川一中、須賀川吹奏楽団の演奏、ゴール地点で須賀川桐陽吹奏楽部の演奏は行わない。またtetteで予定していた市町村連携物産展も開催を取りやめた。
 大町よってけ広場(28日に円谷幸吉メモリアルパークに改称)での陸上自衛隊郡山駐屯地吹奏楽団の演奏と、ゴール地点でのサポートランナーについて市担当者は流動的としている。また県オリパラ推進室ではサポートランナーの実施可否を今週中に結論を出したいとした。
 レガシーサルビアの会が中心となって準備を進める「サルビアの道」は、高校生が須賀川橋で鉢植えを持つ計画は中止となったが、トーチキスポイントなどに設置する予定。
 tetteで20日から29日に予定していた円谷メモリアルホール移動展示は検討中である。
 また組織委員会は沿道での聖火観覧を体調が悪い場合は遠慮し、密集状態は避けるよう呼びかけている。過度な密集状態が生じた場合は、やむを得ず実施形態を変更する可能性がある。
 沿道で無観客となることは現時点で避けられたこととなり、その点について関係者や聖火ランナーらはホッと胸をなでおろしている。大町バス停前から大町よってけ広場までの市内第10区を走る増子理江子さん(62)=須賀川市消防団女性班部長=は「無観客にならず安心しました。新型コロナウイルスに負けず、同世代の女性の力になれるよう、笑顔で走りたいです」と力強いコメントを寄せた。
 市でも可能な限り聖火リレーを盛り上げていくため、18、19の両日、市内聖火リレーコースの沿道に市オリジナルデザインのフラッグ200本の設置作業を進めている。
 フラッグには円谷選手のシルエットや須賀川のローマ字表記などが記載されている。