「ながら運転」昨年1年間で268件

「ながら運転」 のイメージ

 自動車運転中に携帯電話やスマートフォンを使用する「ながら運転」の厳罰化が昨年12月から始まって3カ月が経つが、未だに違反者が絶えず、須賀川署では厳しく取り締まりを続け、交通ルールを遵守する安全・安心な地域づくりに尽力している。
 同署管内は昨年1年間で携帯電話使用等(交通の危険)により268件(概数)を取り締まった。関係者によると厳罰化後も連日のように複数の違反者を取り締まる状況が続いており、運転者全体の意識改善の必要性がある。
 携帯電話使用等の違反はスマートフォンや携帯電話、タブレット端末、携帯型ゲーム機などを含む端末を手に持ちながら、通話、画面を注視して自動車の走行を継続するもの。原則6月以下の懲役または10万円以下の罰金、違反点3点、反則金は大型2万5000円、普通1万8000円、二輪1万5000円、原付き1万2000円が科せられる。交通の危険を生じさせた場合は1年以下の懲役または30万円以下の罰金、違反点6点で、即罰則適用となり免許は停止される。
 事故を起こした場合の罰則はカーナビやカーテレビなどの画面を注視していたときも適用される。
 警察庁によると平成30年中の携帯電話使用等に係る全国の交通事故件数は2790件で過去5年間で約1・4倍に増加しており、カーナビ等を注視中の事故が多く発生している。また携帯電話使用等の場合は、使用なしと比較して死亡事故率が約2倍となっている。
 現代人にとって日常生活と切り離せない携帯電話だが、運転中はドライブモードの活用や安全な場所に停車してからの使用など、危険のない正しい使用が求められている。