滝見不動堂復旧に支援を

屋根のみ復旧した滝見不動堂

 乙字ケ滝の南側にある滝見不動堂は昨年の台風19号被害により屋根と柱1本を残してすべて流されてしまったが、玉川村の「たまかわ未来ファクトリー」は建物を復旧させるため、31日までクラウドファンディングで支援を募っている。
 建物の管理は玉川村の竜崎地区で行っているが、同地区では費用が足りないため、インターネットを通して支援を呼びかける。
 復旧工事はこれまで屋根の位置を直すところまで進んでいるが、本格的な復旧工事は新年度に入ってから着手する予定で、10月頃の完了を目指す。
 支援の目標額は200万円とし、11日現在で11人から計10万円が寄せられている。
 支援者への返礼として、月1回程度進捗状況をメールで報告するほか、金額によってお札や村特産品、除幕式テープカット招待などが選べる。
 滝見不動堂の本尊である不動明王像は、弘法大師が奥州を巡錫した際に自ら刻んだものとされており、滝見不動堂と称したのが大堂3年(808年)と伝えられている。慶安年間に廃寺となったが、白川城主の榊原忠次が修繕したとされている。
 台風被害により賽銭箱、木札などが流されたが、その後近隣で発見され、返却された。本尊は1月23日に須賀川市内の畑で見つかり、同地区に引き渡された。
 問い合わせや支援はクラウドファンディングの募集ページ(https://camp-fire.jp/en/projects/view/229160?list=coming_soon)まで。