学校一斉休校から1週間

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため市内小中学校の一斉休校が始まって1週間。部活動や特設クラブも休止となり、子どもたちの多くは自宅学習や児童クラブ館に通うなどしている。やむを得ない事情により学校で過ごさざるを得ない児童生徒が一定数以上いることが市教委への取材で分かった。
 ほとんどの児童生徒は感染防止のため、各家庭の状況に合わせて自宅で留守番や祖父母の世話になるなどしている。学習塾で勉学に励む子どももいるが、家庭の事情によりやむを得ず自宅に居られないケースもあり、1日平均で小学校は2~3人、中学校は約10人が学校で過ごしている。
 これは家庭と児童生徒の現況を受けて、保護者と市教委、学校が相談の上でやむを得ない事情と認められた場合の特例措置であり、前記の人数は市内全小中学校におけるもの。
 各校では不要不急の外出を避け、不特定多数が集まる場所やイベントへの参加の自粛、やむを得ない場合はマスクの着用や手洗い・うがいの徹底などを指導し、通常の長期休暇とは異なるため、「友達の家に遊びに行く・集まる」などの行為もしないよう理解を呼びかけている。
 一斉休校が始まってから、市内においても親子で散歩やジョギングする姿、自宅庭で遊ぶ姿などは時折り見かけるが、公園で遊ぶ姿や声と出会う機会が少なくなった。
 各校は卒業式など節目の行事は時間や規模を縮小して対応するなど予定しているが、離任式などは実施も含めて判断が分かれる。
 30代の保護者からは「自宅にこもりきりでストレスがたまっているのが目に見えて分かります。週末は遊びに行くなどしてあげたいが、もう1週間は我慢しないとダメですかね」と不安の声も聞かれた。