小中学校臨時休校始まる

早朝から学習に励む児童(須賀川二小児童クラブ館)

 新型コロナウイルス感染拡大防止のための須賀川・岩瀬地方の小中学校は4日から一斉臨時休校が始まった。須賀川市内の小学校に併設する児童クラブ館は朝から子どもたちが通い学習やレクリエーションなどを楽しむ一方、普段は授業が行われているはずの教室は閑散としている。
 須賀川市教委は国・県の方針を受けて、子どもたちへの感染と家族への流行拡大を防ぐ目的で、4日から23日までの全校臨時休校を決めた。
 共働き世帯などの子どもが安全・安心に放課後を過ごすために開設している児童クラブ館・放課後こども教室は夏休みなど長期休業と同じ対応として、平日に限り登録児童を受け入れ、学習や遊びの場と時間を提供している。
 このうち須賀川二小児童クラブ館は午前7時半の開館から続々と子どもたちが登校し、職員らの指導を受けながらドリルなどの自宅学習やおやつ、室内遊びなど規則正しい時間を過ごしていた。児童クラブ館では毎朝、自宅で体温測定や身体症状チェックなどを行う健康観察カードの記入・提出やマスク着用、アルコール消毒への理解と協力を求めている。

一斉休校となり閑散とした須賀川二小の教室

 一方で3学期終盤に向けて学年を締めくくる授業が行われるはずだった教室に子どもたちの姿は無く、閑散としたさびしい時間が流れている。
 また市も4日から感染拡大防止のため、tetteやムシテックワールドなど不特定多数の市民らが集まる施設の休館と主催イベントの中止・延期措置を始めた。
 平日の夕方など高校生らが学習利用する姿が多く見られる市役所も各階の打ち合わせ・協働スペース、市内を一望できるウルトラフロアは15日まで終日利用ができない。
 1階みんなのスクエアも利用は待ち合わせなど限定で長時間の学習利用などは出来ない。平日の窓口が閉まる午後5時半から翌朝午前8時までと休日は利用禁止となる。
 小中学生が受講できない学習カリキュラムは、各校で自宅学習できるようドリルを配布するなど対応が分かれるが、長期間の自宅待機が推奨されているため、安全確保とストレス解消など多くの課題がある。
 2日から一斉休校措置をとった他県の中高生がゲームセンターやカラオケなどの遊戯施設に集まるなど問題も報道されており、今後の関係機関による対応が求められる。
 なお小中学校の卒業式は規模縮小や時間短縮などで予定通り実施する方向で準備が進められており、3学期の通知表配布は教員が各家庭を訪問して手渡すなど各校で対応が分かれている。