“春の装い”芭蕉記念館つるし飾り

芭蕉記念館に展示された小林さん作つるし飾りの数々

 須賀川市芭蕉記念館はひな祭りに合わせて、市内八幡山在住の小林カネさんが手作りしたつるし飾りやくるみ雛などを今年も多数展示している。今月末頃まで展示し、館内は明るい“春の装い”に包まれている。
 小林さんは40年以上前に会津地方で本格的なつるし飾りを学び、その後は独学でコツコツと作り続けた。かわいらしいくるみ雛だけでなく、着古した着物をほどいた古布を再利用したくるみ人形や小物なども手作りし、一針一針心を込めた仕事が多くのファンから人気を集めている。
 芭蕉記念館でのつるし飾りはこの時期の定番となっており、小林さんの作品を見るために足を運ぶ観光客も少なくない。
 今年は干支のネズミをデザインした作品のほか、ウサギのひな飾り、かわいらしい狸や地蔵の小物、くしをアレンジしたタペストリーなども並んでいる。
 ほかにも須賀川俳人ゆかりの雛祭りにちなんだ作品も展示している。問い合わせは芭蕉記念館(℡72―1212)まで。