小中学校4日から臨時休校

 新型コロナウイルス感染拡大防止へ、須賀川・岩瀬地方3市町村教委は国・県からの要請を受けて、3月4日から23日まで小中学校を臨時休校する。公立保育園・幼稚園は通常通り、児童クラブ館は長期休業と同様の時間帯で子どもたちが利用できる措置をとる。私立保育園・幼稚園・こども園も概ね通常通り開所する。
 28日現在で須賀川・岩瀬地方を含む福島県内で新型コロナ感染の公式発表はまだないが、全国的な感染拡大傾向を受けて、り患した場合重篤化する可能性が高い子どもたちを守るため、3市町村では3月3日まで通常通りの授業を行い、4日から23日まで臨時休校とする方針を固めた。
 4日の県立高校入試前期日程(一般・特色)や小中学校卒業式などは感染防止に万全の体制を整え(規模縮小など)予定通り実施する見込み。
 休校期間中は小中学校の部活動や特設活動は全て行われない。スポーツ少年団活動は、須賀川市は自粛要請、鏡石町と天栄村は実施しない。
 須賀川市教委は3学期後半の授業内容などは家庭学習ドリルを作り対応する考えで準備を進めており、各校の実情に合わせて配布方法を検討している。流行状況に応じて24日から4月の入学式前に授業を行う案も実施出来るかどうかを含めて慎重に協議を進める。
 3月4日以降の臨時休校期間中は、公立・私立の保育所などは通常通りの預かりを予定しているが、子どもたちの安全面を最優先に、状況に応じた臨時休園なども考えている。
 各小学校児童クラブ館や子ども教室は、夏休みなど長期休暇に準じて開設する。平日の午前7時半から午後6時半まで預かり、土曜日・日曜日・祝日は休館となる。
 4日からの臨時休校は児童生徒や保護者への周知に必要な期間をとるためとしているが、突然の決定に保護者をはじめ、現場からも困惑の声が挙がっている。
 私立こども園に勤める職員は「感染の広がりを食い止め、不安の軽減になったと思います。仕事を休めない保護者のため、可能な限り長期休暇と同じように開所していきたいと思います」、「私も小学生の子どもがいるので、休校期間中の子どもたちが心配。私たちも働いているんですけどね」などの声が聞かれた。
 異例とも言える長期休校期間中の子どもたちの生活面や学習面のフォローが今後の大きな課題であり、関係機関の適切な対応と情報発信が求められる。