天栄村の新年度当初予算約44億円

当初予算を説明する添田村長

 天栄村の添田勝幸村長は21日、村役場で令和2年度当初予算を記者発表し、一般会計は43億9000万円(前年度比2億5600万円、5・5%減)と説明した。
 添田村長は「新年度は第5次村総合計画の将来像『自然と共に人・未来を想像する村てんえい』実現のため、5つの基本目標を中心に各課が連携して積極的に取り組むための予算編成とした」と述べた。
 基本目標のうち「安全・安心な環境づくり」は予算総額9億7308万2000円。高齢者の事故を防ぎ、安全な交通手段確保のため衝突被害軽減ブレーキなどが搭載された安全運転サポート車の購入等に対するサポカー補助金50万円。防災センターの役割を持つ湯本支所の非常用電源設備整備工事に1903万円。昨年の台風19号による稲わらなどを処分する災害等廃棄物運搬業務委託料1076万9000円。
 「みんなで支え合い築く健康づくり」は総額5億2341万2000円。へるすぴあの運動器具入れ替えのための購入費235万4000円。子育て支援と2世代家庭の推進策として、すくすく家庭保育応援金に180万円で、保育所を利用せず、両親が共働きで祖父母が孫の面倒をみる家庭に対し、子どもが6カ月から1歳の年度末まで、毎月1万1000円を渡す。デイサービスセンターのエアコン更新による修繕工事費に1600万円。婚活支援として、縁結び応援サポーター事業に75万円で、村民同士の結婚を成立させた仲人に1組あたり10万円の報奨金を渡す。応援サポーターは登録制で、4月から募集を開始する予定。
 「地域を活かした産業づくり」は総額4億7917万円。道の駅季の里天栄近くに整備するふるさと公園の造成工事に1億円で、新しい道の駅の敷地や駐車場を造成する。芝生公園や建物は令和3年度以降に、村の負担が少なくなる方法を検討しながら進める。そのほか実り豊かなふくしまの産地整備事業補助金に78万7000円。担い手づくり総合支援事業補助金に1166万5000円。新規狩猟者育成事業補助金に20万円など。
 「心豊かな人づくり」は総額2億1558万6000円。文化の森てんえいに新たなプロジェクターを工事費200万円で設置し、東京オリンピック・パラリンピックを村民がパブリックビューイングで楽しめるイベントなども催す予定。
 「未来につなぐ村づくり」は総額5億5692万3000円。村制施行65周年記念式典事業263万8000円で、式典は5月に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症が懸念されるため、来月以降実施時期を判断する。そのほか行政区協働の里づくり交付金に815万円で、獣害対策の資材費に上限100万円を補助する。
 新年度予算は3月3日から開かれる村議会で審議する。