「円谷幸吉メモリアルパーク」へ名称変更

「円谷幸吉メモリアルパーク」に名称変更する大町よってけ広場

 須賀川市大町よってけ広場の名称が、東京2020五輪聖火リレー通過に合わせて、「円谷幸吉メモリアルパーク」に改称することが分かった。大町町内会(近藤孝一会長)は聖火が通過する3月28日午前中に、新名称決定を祝う記念セレモニーを予定している。
 須賀川市は1964東京五輪男子マラソン銅メダリスト円谷幸吉選手の出身地であり、毎年10月第3日曜日に「メモリアルマラソン」、ゆかりの品々を展示紹介する「メモリアルホール」(須賀川アリーナ内)など、郷土の偉人を顕彰し後世に伝える活動を官民協働で続けている。
 第2の円谷育成を目指す円谷ランナーズの活動も活発で、同スポ少出身の相澤晃選手(東洋大4年)と阿部弘輝選手(明治大4年)が今年の箱根駅伝でともに区間新記録を樹立している。
 昨年末に聖火リレー市内通過ルートが正式発表され、円谷選手の顕彰碑がある大町よってけ広場が中継地の一つに選ばれる可能性の高いことから、大町町内会を中心に名称を「円谷幸吉メモリアルパーク」に変更したいとの機運が高まった。
 近藤会長は「聖火リレー通過に合わせて、円谷選手の名前を付けた公園にすることで、さらに盛り上げていきたい」と、市に名称変更を相談し了承が得られた。
 市としても聖火リレー通過とともに「円谷メモリアルパーク」に一層の注目が集まると期待し、園内の老朽化したベンチを新調し、休憩所でもあるあづまやをきれいに塗り替える。
 町内会では公園名称の石碑(高さ約1・5㍍)を新しく作成し、その除幕を兼ねた記念イベントを3月28日午前中に実施する。円谷選手のライバルで聖火リレーランナーの君原健二さんの参加が期待され、円谷選手ゆかりの「幸吉もち」(玉木屋本舗販売)の振る舞いなども予定している。
 また円谷幸吉・レガシーサルビアの会(安藤喜勝会長)は、聖火に合わせて3度目の“サルビアの道”復活と、メモリアルパーク脇の円谷選手大型写真パネルを新調する。これまでは1枚だったが、メモリアルマラソンを走るランナーからも見えるように、道路に面した場所も含めてパネルを2枚掲示する。
 市は聖火リレー通過に合わせて、コース上ののぼり旗設置、トーチキス地点にサルビア設置、tetteとゴール地点の市役所駐車場で市内小中高校生の吹奏楽演奏、岩瀬・石川郡と連携して全世帯に応援うちわやマップ、応援小旗の配布を行う。
 tette内で3月20日から29日まで、「円谷幸吉メモリアルホール」移動展示を行い、メダルや靴など円谷選手ゆかりの収蔵品を紹介するほか、特産品販売も予定している。