「幸吉賞」でアスリート応援

幸吉賞第1号候補者の相澤選手

 須賀川市は円谷幸吉選手の顕彰とスポーツの推進に向けた新年度事業として、国際大会入賞選手に贈る「幸吉賞」を新設する。橋本克也市長は17日の記者会見で第1号受賞者について、賞創設のきっかけとなった相澤晃選手(東洋大4年、旭化成入社予定)、阿部弘輝選手(明治大4年、住友電工入社予定)に授与したい旨を説明した。
 郷土の英雄の名を冠する幸吉賞は、トップアスリートの顕彰と支援を通したさらなるスポーツの推進を図るため、国際大会で入賞した選手に授与する褒章制度。
 対象は市内に住所を有する人、または市出身者で、オリンピック・パラリンピック、世界選手権大会、アジア大会、ユニバーシアード大会の入賞者。
 第1号受賞候補の2人は、昨年7月にイタリア・ナポリで行われた「学生のためのオリンピック」といわれる第30回ユニバーシアード夏季大会で、相澤選手が男子ハーフマラソンで優勝、阿部選手が同1万㍍で準優勝を果たした。
 なお賞を授与する時期については両選手と今後日程を調整する予定。
 また次回以降の受賞対象者は当該年度内における活躍によって選定する。

幸吉賞第1号候補者の阿部選手

 市の新年度スポーツ推進の取り組みはこのほか、アスリートへの支援として、オリンピック・パラリンピック強化指定選手奨励金制度を開始する。
 同指定選手に選ばれたアスリートの海外遠征などを経済的に支援するため、50万円の奨励金を交付する。
 それら競技スポーツ推進事業について、新年度予算で419万5000円を計上した。
 関連施策として、昭和39年と今年の東京オリンピックをつなぐ取り組みやオリンピックアスリートの活躍を後世に伝える映像を作成するオリンピックレガシー事業の実施を目指す。
 円谷、相澤、阿部の3選手の活躍や聖火リレー、レガシーサルビア会などの映像を活用し、次の世代の教育などに用いる。