同人会新会長に高久田さん

森川代表から感謝状を受ける金子前会長

 桔槹吟社(森川光郎代表)の総会と新年祝賀会、新年句会は16日、ホテルサンルート須賀川で開かれ、役員改選で同人会新会長に高久田稔さんを、前会長の金子健太郎さんを顧問に選任した。
 同人約40人が出席した。森川代表があいさつし、金子顧問に感謝状を手渡した。
 来賓の橋本克也市長、五十嵐伸市議会議長、宗方保県議、水野透県議、渡辺康平県議が祝辞を述べ、高久田新会長が乾杯を発声した。
 新年度の主な事業は、5月10日に牡丹俳句大会(講師・鴇田智哉さん)、6月6日に須賀川俳句の集い(講師・鈴木光影さん)、同月に軒の栗俳句会、7月14日に第4回きうり天王祭句会、9月26、27の両日にはねつるべの会、11月21日に牡丹焚火俳句大会(講師・恩田侑布子さん)などを予定している。
 役員改選ではそのほか、永瀬十悟さんを副会長に新任した。
 新年句会には同人ら43人から86句が寄せられた。選者特選句は次の通り。
▽森川光郎選=渡辺圭子「人日の深まりてくる句の緑」、五十嵐直子「平凡な朝をうれしく初御空」、菅野潤子「初山河はればれとある故郷かな」▽金子健太郎選=高橋富子「追羽子やばばであること忘れをり」、深谷栄子「初出社戦士のごとく胸を張り」、菅野潤子「初山河はればれとある故郷かな」▽高久田稔選=佐藤皆夫「初東風や作業小屋には農事暦」、石山たま江「家系図に児の名載せたり千代の春」、大河原真青「おほらかな神の造形初山河」▽横山節哉選=木村しげ子「須賀川に二つ目の季語飾海老」、野崎キン子「年木樵父の光陰生きてゐし」、小沢比呂子「飯豊嶺に重なる白や大福茶」▽江藤文子選=五十嵐直子「平凡な朝をうれしく初御空」、猪越千代「標柱の文字の流れや冬ぬくし」、菅野潤子「初山河はればれとある故郷かな」▽金子秀子選=野崎キン子「年木樵父の光陰生きてゐし」、大河原真青「淑気も入れて三越の包装紙」、高久田みのる「マスクして園児等の列牛を見に」▽小沢比呂子選=猪越千代「階に冬の散らばる五老山」、野崎キン子「年木樵父の光陰生きてゐし」、石山たま江「しばらくは立ちしままなる春着の児」▽猪越行々子選=陽田勇一「抽斗をからつぽにして寝正月」、菅野潤子「初山河はればれとある故郷かな」、益永涼子「両腕を水平にして春を待つ」▽石井敏夫選=陽田勇一「湯豆腐の角より崩す左利き」、有馬洋子「終りなき晩学の道年新た」、五十嵐直子「平凡な朝をうれしく初御空」▽藤田光徳選=佐藤秀治「裏白やいざ汲み上げむはねつるべ」、猪狩行々子「佳きことを聞く耳ふたつ大旦」、木村しげ子「須賀川に二つ目の季語飾海老」▽佐藤健則選=永瀬十悟「宝船とは難民を乗せてこそ」、野崎キン子「年木樵父の光陰生きてゐし」、益永涼子「両腕を水平にして春を待つ」