「雛の笑顔」61店が心を込めた雛飾り
第16回すかがわ商店街「雛(ひいな)の笑顔に会えるまち」が14日から始まり、まちなかを中心に61店が工夫を凝らした雛飾りを展示して来店者をお出迎えしている。商工会議所女性会の「須賀川つるし飾りめぐり」も12店が参加して同時スタートした。
江戸時代から商人の町として栄えた須賀川の歴史を今に伝える雛飾りは銘品ぞろいで、明治から5つの時代を経て家族を見守ってきたお雛様、各店の娘や孫のために購入し大事に飾られてきたお飾り、出身地の珍しい木彫り人形など銘品珍品がかわいらしく展示されている。
節句に合わせて桃の花などできらびやかに飾る店もあり、各店の工夫を凝らした飾り付けを楽しみに、毎年県外からも観光客が足を伸ばしている。
今年も参加店を巡るスタンプラリーや、雛を題材にした俳句作品を募集する。
スタンプラリーは参加5店を巡り応募すると、抽選で展示店や共催商店会で利用できる商品券が1等1万円分5本、2等5000円分15本、3等3000円分20本があたる。抽選会は3月16日に実施する。
3月3日までの開催期間中は、雛祭りに合わせてお菓子やカフェ、雛ランチを16店で提供している。見た目も味も抜群のメニューを用意、参加店はtetteや商工会議所、各公民館などにある案内チラシに掲載されている。
「須賀川つるし飾りめぐり」は今年で7回目を迎え、商工会議所女性会メンバーが一つ一つ手縫いで丁寧に仕上げたつるし飾りを展示している。
確かな技術とかわいらしい雛飾りが毎年大人気で、市外からも評判を聞き多くの観光客が訪れている。
今年は参加12店を巡り、お気に入りの3店を選んで投票すると、抽選で特製つるし飾りをプレゼント。投票数の多かった上位3店を優秀店に認定する。
また26、27の両日、須賀川信用金庫本店休憩スペースで、午前10時から午後3時まで「つるし飾りワークショップ」を行う。参加費は800円からで、女性会メンバーの指導を受け、ふくろうやほおずき、鳩などを手作りする。
問い合わせは商工会議所内の事務局(℡76―2124)まで。