「国際短編映画祭」32年の歴史に幕

来年1月の第32回映画祭で閉幕を確認した総会

 「世界一小さな映画祭」の愛称で親しまれ、国内外の珠玉の短編作品を数多く上映してきた「すかがわ国際短編映画祭」が来年1月の第32回で幕を閉じ、実行委員会を解散することが分かった。令和3年度以降は須賀川市が映像文化発信を引き継ぎ新たな事業展開を計画している。
 短編映画祭は良質な世界の短編作品を市民に見てもらう機会の提供と、“映画のまち”として須賀川を広く周知する目的で毎年開催し、県内外の映画ファンを中心に須賀川を代表するイベントとして成長してきた。
 しかしネット配信などで映像がより身近で気軽に視聴できるようになったことなどから、実行委員会として当初の目的を達成できたため、短編映画祭を次回の第32回で終了し、実行委員会の解散を昨年12月の臨時総会で正式決定した。
 実行委員会が主催する最後の短編映画祭は5月中に上映作品を選定し、計4回の委員会でスケジュールを確定する。10月上旬の第44回子どもの祭典でアニメ作品を上映し、第32回イベントは1月30、31日にtetteを会場に上映する。
 7日に市役所で開かれた実行委員会の総会で委員長の野崎秀夫市文化スポーツ部長は、改めて委員会解散などの経緯を報告し、「最後となる第32回映画祭も来場者の皆さんに来てよかったと思ってもらえる映画祭にしていきたい」とあいさつして協力を呼びかけた。
 議事は第31回映画祭と令和元年度事業実績報告、規約改正、事業計画など協議した。
 来年度以降はこれまでの活動で根付いた映像文化を基に、さらなる推進へ特撮文化とのコラボレーションなども視野に入れた事業展開などが期待される。