4月から「読書のまちづくり」推進計画

 須賀川市は今年4月から10カ年を期間とする、あらゆる世代の市民が読書に親しむ目標として、新たに「須賀川市読書活動推進計画―市民・地域と共に歩む図書館」を策定する。中央図書館開館から1年が過ぎ、地域ぐるみで“読書のまちづくり”を進めていく。
 市は子どもが自主的に読書活動できる環境整備を目指し、平成21年に「市子ども読書活動推進計画」を策定し、家庭・地域・学校・図書館などが連携してそれぞれの役割を果たすべく各種事業を展開してきた。
 昨年1月の中央図書館開館により、旧図書館と比べて施設面積や蔵書数が飛躍的に増え、市民の読書を取り巻く環境は大きく変化した。
 中央図書館を内包するtetteは来館70万人を超えるなど市内外から多くの利用者が足を運び、実際に開館1年の貸し出し冊数は30万8329冊(前年比1・4倍)、貸し出しカード新規発行4222枚(4・6倍)と利用増が数字にも顕著に表れている。
 このような背景を踏まえ、市は子どもから大人までの他世代における読書活動を推進するため、時代の変化に対応しながら図書館サービスを維持・発展させるため、初めての「読書活動推進計画」を策定する。
 計画期間は今年4月から10年間で、概ね5年ごとに見直しを行う。
 「市民・地域と共に歩む図書館」を基本理念とし、○市民の読書活動の推進体制の強化○子どもの読書習慣の応援体制の充実○市民のだれもが本に出合える環境づくり○貴重な郷土資料の有効活用の推進○市民との協働による読書活動の推進―を基本目標に、中央・長沼・岩瀬の市内3図書館が連動して各種取り組みを積極的に展開していく。
 読書活動推進計画(案)は6日に開かれた市図書館協議会で意見交換し、今月の市教委定例会で審議して最終決定の運びとなっている。