初の地元企業説明会に高校生410人

約200人の高校生が参加した説明会午前の部

 須賀川市、商工会議所、管内企業・高校が連携して初めて企画した「高校卒業予定者を対象とした地元企業説明会」は5日、管内7高校の生徒約410人が参加してベル・クイーンズ須賀川で開かれた。39社が説明ブースを設け、担当者のPRに生徒たちは真剣な表情でメモを取るなどしていた。
 少子高齢化と東京一極集中などにより、地方企業にとって人材不足が長年の深刻な課題となっていた。
 関係機関が連携することで、就職を希望する高校生に魅力と活力あふれる多くの企業を知ってもらい、優秀な人材と企業のマッチングを進める目的で、初めて企画した。
 会場には来年3月卒業予定(現2年生)のうち就職を希望する須賀川、須賀川桐陽、清陵情報、長沼、岩瀬農業、石川、郡山北工業の7高校から生徒が参加し、就職活動スタートにあたり各企業情報の説明を受けた。
 会場には須賀川・岩瀬・石川・郡山地方の建設業、製造業、電子機器製造業、小売業、旅館業など幅広い分野から38社が説明ブースを設けた。

企業担当者から説明を受ける高校生たち

 午前と午後に分かれて200人ずつ入場し、生徒たちは各社15分程度ずつ5社を選んで説明を受け、業務内容や魅力など細かな部分まで理解を深めた。
 最後に参加生徒からアンケートも回収し、参加企業や説明会への意見、次年度開催に向けた声を集めた。
 参加した生徒からは「地元企業の活力や魅力を改めて知れて良かった」、「これまで考えていなかったが、地元就職も視野に入れようと思う」など前向きな考えが聞かれた。
 昨年11月末現在の須賀川公共職業安定所調べでは、今春卒業予定の高校生就職内定率は96・8%(前年度比2・7ポイント増)、このうち県内就職率は81・1%(4・3ポイント減)となり、震災後に一時強まった県外就職傾向は落ち着きを見せ、震災以前の県内定着の流れに戻りつつある。
 参加企業は次の通り。
赤井田造園土木、アルファ電子、石川製作所グループ(石川製作所、タマテック、エナテック)、岩通マニュファクチャリング、A&Kホンシュウ、大内新興化学工業須賀川工場、加賀マイクロソリューション福島事業所、笠原工業、神田産業、吉城光科学、三瓶重機建設、シンセイ、須賀川瓦斯、須賀川信用金庫、青南商事郡山支店、ひらた中央病院、TBK福島工場、東京精工、東建土質測量設計、東北旭紙業、トーモク、トキワ印刷、特別養護老人ホームエルピス、ニプロファーマ鏡石工場、日本工営パワー&デジタルビジネスユニット、根津鋼材東北事業部須賀川工場、ネッツトヨタ郡山、長谷川環境熱学、林精器製造、二見屋工業、ブリティッシュ・ヒルズ、福陽ガス、ミウラ、みどみ学園ライセンスアカデミー郡山校、武蔵野精機、八重洲無線、八幡屋、和田装備、星総合印刷