毘沙門尊天初寅大祭にぎやかに

多くの参拝者でにぎわう出店が並んだ参道

 須賀川市諏訪町の萬年山長松院(田中証道住職)の「毘沙門尊天初寅大祭」は同寺本堂と参道で4日が宵祭り、5日は本祭りとチャリティ寄席をにぎやかに催し、多くの参拝者らが足を運んだ。
 須賀川の冬を代表する風物詩として長年親しまれ、毎年旧暦の初寅の日に合わせて催されている。今年は暖冬の影響で寒さも和らぎ、宵祭りの参道は昨年以上の盛り上がりを見せていた。
 参道脇には焼きそばや焼きいかなど定番の露店をはじめ、熊手や白河だるまなど縁起物を販売する出店が並び、灯りに照らされたきらびやかな光景が参拝者の目を楽しませ、1年ぶりの再会を懐かしむ露天商と参拝者の声も聞かれた。
 毘沙門堂で参拝を済ませた来場者には檀家衆から温かな甘酒の振る舞いがあり、甘いおもてなしに笑顔が見られた。
 5日は本堂での法要終了後に、チャリティ寄席として、須賀川出身の落語家桂幸丸さんが東京2020五輪記念の自作新作落語「円谷幸吉伝」、桂翔丸さんが「崇徳院」を語り、会場は大いに笑いに包まれていた。