公病で5日から県内初のAI問診

 公立岩瀬病院(伊東幸雄企業長)は5日から、内科・総合診療科・救急外来受診者を対象に、県内初となる人工知能(AI)を使った問診システムを導入する。紙面での限られた情報よりも広く深い事前問診が可能になり、医師に正しい情報が伝わるものと期待される。
 内科などを受診する初診患者が、窓口で渡されたタブレットを操作し、必要事項を選択・入力することで、AIが電子カルテに記載する問診所見を作成する。
 システム導入により、患者の状態や症状を詳しく把握できるうえ、お薬手帳の内容についてもスキャニングすることで電子カルテにデータとして記録でき、カルテ記載業務の効率化にもつながる。
 患者は約3分の設問に応えることで疾患の可能性が示され、鑑別すべき疾患を国内外約5万の論文データを学習したAIが提示することで、重要な疾患の見落としを防ぎ、患者と医師双方の問診の手間が省けることも見込まれる。
 公立岩瀬病院でのAI問診システムは5日から稼働する。不明な点は病院スタッフまで。