各園で子どもたちが豆まき

自分の中の弱い鬼を退治した豆まき(第一保育所)

 2月3日は節分。 須賀川・岩瀬地方の幼稚園、 こども園、 保育所では、 悪い鬼をやっつけようと子どもたちの元気いっぱい豆をまく声が飛び交った。 自分の中の弱い鬼退治、 鬼役の先生やお兄さん、 お姉さんに豆をぶつけるなど各園で工夫を凝らした節分を行った。節分は春の到来を前に、 悪い気 (鬼) を追い払い新しい季節を迎えるための宮中行事が始まりとされている。
 現在のように豆をまいて鬼を追い払う文化は江戸時代に定着したと言われ、 各家庭でも 「鬼は外、 福は内」 のかけ声とともに豆をまく風習が今も残っている。
 須賀川・岩瀬地方の各園・所で行われた豆まきの風景を紹介する。
【第一保育所 (佐藤安喜所長) 】園児66人が仮運営先の市老人福祉センター2階で元気いっぱいに豆まきし、 「弱虫」 や 「泣き虫」 など自分の中の弱い鬼を退治した。
 2月生まれの子どもたちの誕生日を祝ったあと、 「おにのパンツ」 を全員で振り付けとともに歌い、 職員が絵本 「おなかのなかにおにがいる」 を読み聞かせ、 子どもたちの中にいる鬼について説明した。

園児たちの元気な声が響いた豆まき(須賀川幼稚園)

 年長組の22人は自分たちで作ったユニークなお面などを身に着けて鬼に扮し、 下級生の部屋を回って 「やられ役」 の鬼を務めた。
 下級生たちは鬼の姿に大声を上げて驚きながらも 「鬼は外!」 と豆を投げつけ、 一生懸命に鬼退治した。
【須賀川幼稚園 (村上玲子園長) 】園児ら203人が参加し、 元気いっぱいに園庭で行われ、 歓声が響き渡っていた。
 節分や豆まきの意味を知り、 楽しみながら伝統行事に触れ、 1年間元気に過ごし、 悪い鬼 (心) を追い出し、 良い心を持ち続ける気持ちを育てる目的。
 園児らは前日まで節分の由来の話を聞いたり、 鬼の面や牛乳パックや紙コップなどで豆を入れる器を作り臨んだ。
 園庭に備えられた鬼の絵 「赤色の怒りんぼう」 「黄色の食いしんぼう」 「青色の泣き虫」 「緑色のまなけ鬼」 に向かって元気な声で 「鬼は外、 福は内」 と、 自分の中の鬼もやっつけて、 園児らは伝統行事に親しんだ。

鬼の的に元気よく紅白玉を投げる園児たち(白鳩保育園)

【白鳩保育園 (堺吉子園長) 】園児92人が参加し、 同園でにぎやかに行われ、 園児たちの元気な掛け声が園内に響き渡った。
 節分や豆まきの日本の伝統行事に触れ、 健康に過ごせることを願うとともに、 全園児で楽しい時間を過ごすことが目的。
 お遊戯室で紅白玉を鬼の的に当ててお祓いをし、 堺園長の話のあと、 ペープサートで豆まきの由来を説明するなどのセレモニーを楽しんだ。
 また巫女に扮した職員が園児たち一人ひとりにお菓子を配り、 最後に各部屋でみんなが健康に過ごせるよう願いを込めて 「鬼は外福は内」 と大きな掛け声とともに豆まきを楽しんでいた。