社明運動作文コン優秀賞の2人に伝達
第69回社会を明るくする運動作文コンテストで県推進委員会優秀賞に選ばれた天栄中3年の芳賀時斗君、黒澤優斗君の表彰伝達式は21日、同校校長室で行われた。
社会を明るくする運動は国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちや非行をした少年たちの更生に理解を深め、犯罪や非行のない地域社会を築こうとする運動。作文コンテストには県内小学23校150点、中学37校374点の計60校524点が寄せられ、小中学校各5人が優秀賞に選ばれた。
芳賀君は作品「犯罪者のための世界」で、インターネットの動画で観た、罪を犯した人の就業により更生に力を貸す企業と、そこで働き立ち直っていく人たちの姿を紹介した。「中学でこうした入賞は初めてでうれしいです」と述べた。
黒澤君は作品「負の連鎖の元凶は私たち」で、いじめなどの悪いことは小さなきっかけで起きるが、最初に食い止めることが大切と訴えた。「これからも賞をいただけるよう挑戦していきたい」と笑顔をみせた。
伝達式は須賀川地区保護司会の大野修司会長と常松秀夫さんが同校を訪問し、表彰状と記念品を手渡した。