女性2人が聖火ランナー内定

増子理江子さん

 聖火リレーに向けて日本中の関心が高まる中、須賀川市内の女性2人がスポンサー枠で聖火ランナーに内定した。須賀川市消防団女性班部長の増子理江子さん(62)とウルトラFMで火曜パーソナリティを務めている長谷部久美子さん(44)は3月28日の出走が決まり、聖火リレーに対する情熱などを語った。
 仁井田在住の増子さんは担い手不足などを解消するため平成29年に発足した市消防団女性班の初代班長として活躍し、昨年から部長に就いた。地域の応急手当などの普及活動や広報活動、災害時の後方支援などに尽力している。
 また郷土の英雄・円谷幸吉選手と同じ須賀川高出身で、同窓会副会長も務め、円谷幸吉・レガシーサルビアの会では幹事として、サルビアの生育や設置など市民全体を巻き込んだ聖火リレーの盛り上げを目指している。
 応募した経緯は「小学校や幼稚園に通う3人の孫に、挑戦することの大切さを伝えたかったことが一番の動機です」と笑顔をみせる。

長谷部久美子さん

 出走場所は未定だが須賀川市内を走りたいという思いは強く「多くの市民の皆さんに協力いただき、自分たちの手で並べたサルビアの道を走りたい。そして自分と同年代の女性にもリレーにチャレンジする姿を見てもらい、元気づけられたらうれしい」と意気込む。
 体力には自信があり、地域のサークル活動でよさこいやフラダンスなども楽しんでいる。
 長谷部さんは栄町在住で2児の母親。ラジオ番組では食事処からイベント、ニュースなど地域のことを幅広く紹介している。
 また市子育て応援サロン「Mammys Garden」で、気軽に子連れで参加できるイベントの開催や母親同士のつながりができるコミュニティを作り、孤独な子ども、母親をなくすために活動している。
 元々走ることが好きだった長谷部さんは、「須賀川市には円谷幸吉というマラソンで有名な人いるという友人の話を聞き、走ることに縁のある土地で過ごしたいと思い10年前に引っ越してきました」と話した。
 聖火ランナー募集が始まると、「大人が自分たちの町を楽しむことで子どもたちも故郷を誇りに思い、帰りたくなる町になってほしい」という考えから応募した。
 「走ることを楽しんで、その気持ちを周りの人たちに伝えたい。また母として子育てで大変な思いをしている人たちに勇気を与えたい。そして須賀川に感謝の気持ちをもって走りたいと思います」と意気込みを話す。
 なお須賀川・岩瀬地方ゆかりのランナーとしては陸上自衛隊郡山駐屯地の加藤将士さん、鏡石中の関蒼君、県立視覚支援学校の常松桜さん、円谷選手の盟友・君原健二さんらが決定している(既報)。