昭和41年以降最少の人身事故129件

 須賀川署(井上俊彦署長)は14日、昨年1年間の管内(須賀川・岩瀬地方)の交通事故発生状況まとめを発表した。人身事故発生件数は129件で、同署の記録に残る昭和41年以降最も少なかった。
 死者数は3人(前年比2人減)、そのうち高齢者が1人(同2人減)、傷者数156人(同71人減)、物件事故2204件(同119件減)だった。
 市町村別の人身事故発生状況は須賀川市108件(同63件減)、鏡石町14件(同11件減)、天栄村7件(同3件減)。
 事故発生状況の特徴は、時間帯が午前7時から午前10時までの33件と、午後5時から午後6時までの19件で通勤通学及び帰宅時間帯が全体の約40・3%を占めた。
 人身事故多発路線は国道4号24件、東部環状線8件、国道118号8件、主要地方道古殿・須賀川線8件で全体の約37・2%。追突事故は44件、出合い頭事故39件で全体の約64・3%を占めた。
 飲酒運転による事故は人身・物件合わせて10件(同増減なし)で未だ後を断たない。
 高齢運転者による人身事故は30件で全体の23・3%。県全体の割合よりも0・6ポイント低かった。
 高齢者の運転免許自主返納者は319人で前年より113人増えた。
 須賀川署では昨年の事故発生状況を踏まえ、多発時間・場所での街頭活動の強化、全席シートベルト、チャイルドシートの正しい着用を徹底する。飲酒検問・速度抑制を目的とした取り締まりや横断歩行者妨害違反、交差点関連違反の取り締まりも力を入れる。子どもや高齢者、事業所など各年齢層に応じた効果的な交通安全教育を推進するほか、高齢者に対する個別訪問指導と反射材用品など利用促進活動を展開する。
 各交通関係機関・団体との連携で、事故防止への広報啓発活動を進める。