飲酒運転は絶対にやめよう!

 今年も忘年会シーズンを迎え、須賀川・岩瀬地方の飲食店もアルコールを交えた会合でにぎわいをみせる中、年末年始の交通事故防止県民総ぐるみ運動が10日から始まり、交通関係団体・機関は飲酒運転根絶に向け啓発活動を活発化させている。須賀川署も今年に入ってから取り締まりを強化しており、1月から11月末まで18件(前年同期比12件増)を検挙した。
 須賀川地区交通安全3団体と須賀川署は飲酒運転根絶のための啓発用チラシを作成し、一般に流布している誤った判断を正し、飲酒後の移動はタクシーや公共交通機関等の利用をするよう呼びかけている。
 飲酒運転は酒酔い運転と酒気帯び運転に分類され、呼気1㍑中アルコール濃度0・15㍉㌘以上の酒気帯び運転は3年以下の懲役または50万円以下の罰金、13点の違反点が科せられ90日間の免許停止となる。また0・25㍉㌘以上だった場合は違反点が25点になり、2年間免許取り消しとなる。
 運転が困難と思われる状態で運転する酒酔い運転は、5年以下の懲役または100万円以下の罰金、違反点35点で3年間免許取り消しと罰則が重くなる。
 アルコールの代謝時間は個人により異なるがかなりの時間を要し、睡眠時はアルコール分解速度が遅くなるため、深酒をした場合は翌朝もアルコールが残留している可能性がある。
 また入浴や運動で汗をかいても、アルコールは大部分が肝臓で代謝されるため、ほとんど意味がない。
 飲酒運転の根絶は年末年始の交通事故防止県民総ぐるみ運動の重点にあげられている。
 県全体の飲酒運転による交通事故は10月末現在で54件発生し、死者1人、死傷者76人の被害が出ている。
 飲酒運転の根絶には、責任の重大性などについて家庭内で話し合う、地域の飲食店、酒類販売店等で「ハンドルキーパー運動」を推進する、職場で責任の重大性など周知し、会合時はハンドルキーパーを予め決めるなど、一人ひとりが責任を自覚し、周囲と共通認識を築くことが重要となる。