広域消防組合ゲートキーパー研修

心のケアを学ぶため熱心に受講する参加者たち

 須賀川地方広域消防組合のゲートキーパー研修は11日、消防本部で開かれ、心の悩みを抱える職員へのケアなどについて理解を深めた。
 市健康づくり課の「自殺防止等対策事業」の一環で、自殺予防についての正しい知識の普及啓発と、心の悩みを抱える人のサインに気づいた時の対応について理解を深めるなど、自らの健康管理と心身ともに健全な職場づくりに活かしていくことが目的。
 同組合の係長以上35人が参加し、郡山市のコスモス通り心身医療クリニックの圓口博史院長が「みんなで支えるこころとこころ~ゲートキーパーの心得~」、県立医科大の竹林由武助教が「相談を受けたら…。対応の仕方を学ぼう」を講話した。
 自殺は個人的問題ではなく社会の問題であるとして、関係する要因について社会的な理解が必要である、自殺が生じる背景には多くの場合、精神疾患が存在し、心の病気についての理解と早期治療が自殺を防ぐなどの知識を学んだ。
 また救いを求める叫びを捉え、適切に対応することが予防につながる、人と人とのつながりが自殺を防ぐ、相談する人がいるだけでも予防できるなど対応法も解説し、参加者らは熱心な様子で受講していた。