岩瀬農業高が産学官連携締結

協定書を交わした渡辺校長(右)と井上専務

 岩瀬農業高(渡辺謙治校長)は29日、東京五輪・パラリンピックのホストタウンハウスを企画・プロデュースなどする東京都の八芳園と産学官連携協定を締結した。今後、同施設やイベント等で同校の農作物等が活用されるなどの連携が期待される。
 同校は東京五輪・パラリンピックを見据え、県産品の安全・安心を発信しようと昨年度からグローバルGAP認証を受け、現在高校として認証取得11品目で日本一タイとなっている。
 八芳園は東京五輪・パラリンピックのホストタウンの魅力を発信する施設(ホストタウンハウス)を武蔵野大有明キャンパスに設置する企画を立ち上げ、イベントプロデュース、デザイン、メニュー開発を担当している。
 今年8月に八芳園で開いたホストタウンハウスショールームには同校の生徒も参加し、風評被害払拭やグローバルGAPの認証取得の取り組みを発表し、また会場で提供されたオリジナル弁当のために同校産のバジルを提供し、好評を得た。
 10月には連携事業として料理教室や稲刈り体験などを実施し交流を深めてきた。
 協定は①グローバルGAP取得農産物に関する情報発信と人材育成に関すること②食育と食をプラットフォームとしたイベントの推進、共同の販売可能な商品開発③そのほか相互に取り組む事業の発展の3項目で、1年間有効となる。
 渡辺校長と八芳園の井上義則取締役専務が協定書に署名した。
 渡辺校長はこれまでの経緯を説明し「締結により生徒の食に対する意識・能力の向上に期待する」、井上専務は「グローバルGAP認証に取り組む同校との連携が食の安心・安全を伝えるための強い説得力につながる」とそれぞれ期待を込めた。
 来賓の根本文宏県環境保全農業課長、設楽哲也OYAKODOふくしま代表理事があいさつした。