須賀川・岩瀬地方交通安全大会で事故の根絶誓う

交通安全活動で表彰を受ける受賞者たち

 地域から悲惨な交通事故を根絶し、安全で安心な住みよい社会の実現を目指す須賀川・岩瀬地方交通安全大会は25日、グランシア須賀川で開かれ、「自らの安全は自ら守る、地域の安全は地域が守る」など5項目の取り組みを盛り込んだ大会宣言を採択し、交通事故防止に向けた決意を新たにした。
 交通安全大会は昭和58年9月の第1回から始まり、交通安全原点回帰スローガン「須賀川・岩瀬から はじめよう 交通安全」のもとで毎年開催している。
 例年は市文化センターで子どもたちや交通関係団体のアトラクションなども実施してきたが、同館が耐震工事中のため、グランシア須賀川で表彰式等のみとなった。
 大会は約250人が出席し、まず交通事故犠牲者に対し追悼の黙とうを捧げた。
 大木正弘地区交通安全会長は「今年の管内の事故死者数は春先に3人が犠牲となるなど余談を許さない状況となっている。事故防止のため活動する皆様に敬意を表するとともに、今後も活動を継続し、事故減少へのご協力をお願いします」と式辞を述べた。
 井上俊彦署長は「これから年末になり重大事故発生も懸念されるため、車の原則上向きライトの点灯や状況に応じた切り替え、反射材や懐中電灯の活用など、家族や近所にも広報活動をするなどご協力をお願いします」、岩瀬地方市町村会長の橋本克也市長は「事故防止には思いやりのある行動が何より大事。事故減少は全ての住民の願い。市としても住民の安全安心のため尽力していきたい」とあいさつした。
 東北管区警察局長・東北交通安全協会長連盟表彰や交通安全ポスターコンクール入賞者など代表者に賞状と記念品を贈られた(受賞者は既報)。
 来賓祝辞に続き、①関係機関・団体が連携協力し、「地域の安全は地域が守る」の安全意識を持って交通事故防止を推進する②「交通安全は家庭から」の合言葉のもと子どもと高齢者の交通事故防止に努める③事故発生時の被害防止・軽減を図るため全ての座席でシートベルトとチャイルドシート着用する④夕暮れ時や夜間の交通事故防止に効果が高い反射材着用を促進する⑤地域一体となった飲酒運転根絶運動に取り組み、社会から飲酒運転を追放する―5つの大会宣言を採択した。
 会場入り口には子どもたちが交通安全への願いを込めて描いた元気いっぱいの絵画・ポスターコンクール入賞作品が展示され来場者の注目を集めていた。