滑川神社「ガイネ奉納演奏会」

台風被害復旧・復興を願いガイネさんの奉納演奏

 須賀川市の滑川神社(佐伯泰信宮司)は19日、地元住民らを迎えて台風被害復興祈願「ガイネ奉納演奏会」を本殿で開いた。創作音楽家のガイネさんが奏でる復旧・復興を願う楽器の調べが、被災した住民らの心に静かに染み渡った。
 ガイネさんは神奈川県山藤野に住み、ネイティブアメリカンフルートを中心とした自作楽器の演奏と自然との共生をテーマに国内外で活躍する。
 幅広い音楽活動やアーティストとの共演に留まらず、環境保全や地域活性化活動、震災後の福島の親子の保養活動など精力的に取り組んでいる。現在公開中の映画「リーディング」(白鳥哲監督)に音楽参加した。
 奉納演奏は鎌倉の鶴岡八幡宮で長年修行した佐伯禎國禰宜とガイネさんの共通の友人が取り持ち、以前から親交のあった神社近くの銀河のほとりで演奏活動をしていたことなどからも実現した。
 社殿には台風19号水害被害にあった地元住民らが集まり、ガイネさんは復旧・復興と奉納演奏への思いを語り、インディアンフルートなどで楽曲を披露した。
 春・初夏・秋をテーマにした曲では、鳥のさえずりやカエルの鳴き声などに合わせて様々な楽器を演奏し、自然と調和した調べに来場者も目を閉じて静かに聴き入っていた。