岩瀬農業高がGGAP認証11品目に

11品目のGGAP認証取得を報告

 岩瀬農業高(渡辺譲治校長)の生徒たちが生産した農産物11品目が、国際認証「グローバルGAP(以下GGAP)」認証を受けた。国内の農業高校で11品目の認証取得は愛媛県川之内高校と並び最多タイで日本一に輝いた。来年の東京オリ・パラでの同校産農産物販売を通して「世界に福島農産物の安全安心を発信したい」と意気込んでいる。
 GGAPは農業における食品安全、環境保全、労働安全などの持続可能性を確保するための生産工程管理国際認証。昨年度のコメ、リンゴ、バジル、キュウリ、レタス、ミズナに続いて、今年度はジャガイモ、サツマイモ、ダイコン、ナシ、メロンの認証を受けた。
 同校は2年に一度、オランダに生徒を派遣して海外の農業先進地視察や地元農業高校と交流を深めているが、昨年の生徒たちが地元学生から「県内農産物が危険だ」との指摘を受けたことから、風評被害払拭を第一目的に、生徒が中心となって本格的にGGAP取得を目指し始めた。
 同校はGGAP国内高校最多取得を受けて19日、同校で記者会見し、渡辺校長や武山英伝GAP推進委員長(生物生産科3年)ら生産物担当代表生徒が取得への喜びと今後の目標などを語った。
 武山委員長をはじめ、作物担当の関根大真さん(生物生産科3年)、野菜担当の渡辺晴樹さん(園芸科学科3年)、果樹担当の岩沢翼さん(同)、バジル・ミズナ担当の真田梓さん(ヒューマンサービス科3年)と各担当教諭が同席した。
 武山委員長は「(認証取得数)日本一は誇りに思います。これからも安全安心を世界に発信したいです」と話し、来年の東京オリ・パラでの同校産野菜販売を通して福島の安全安心をアピールしたいとも意気込みを語った。
 同校はこれからも畜産物での認証取得などを視野に、さらに安全安心な農業推進と将来の農業を担うリーダー育成などにも努めていきたいとしている。
 GGAP認証を受けた11品目の認証期間は今月18日から1年間。