梁取さん故郷に美しい歌声披露

須賀川初のリサイタルで歌声を披露する梁取さん

 須賀川市出身で東京芸大博士課程修了のメゾソプラノ歌手梁取里さんは4日、tetteでふるさと初リサイタル「Liedermatinee~わたしのそばにある歌を」を開き、約150人の来場者を美しい歌声で魅了した。
 はじめにドイツ歌曲のシューマン「女の愛と生涯」を20分以上歌い上げ、国内各地で活動する本格的なステージパフォーマンスを披露した。客席の大人から子どもまで静かに耳を傾け、歌い終えた梁取さんに大きな拍手を送っていた。
 ほかにも日本歌曲の「この道」や「赤とんぼ」「風をみたひと」、ブラームス「セレナーデ」など歌い、初めての須賀川でのリサイタルに出演者も来場者も大満足のひと時となった。
 梁取さんは都留文科大卒業後、本格的に音楽を志し、東京芸大に再入学して大学院に進学、昨年春に博士号を取得した。在学中に国際RC奨学金を活用して声楽の本場ドイツとウイーンに留学しさらに経験を重ねた。
 現在は各地での演奏活動に加え、ボイストレーナーや後進の指導にも力を注ぎ、香蘭女学校中等科・高等科で臨時講師を務める。今回は留学時代に知り合った末次香織さんと共演した。