JAが台風災害で市に支援要望

須賀川市に緊急支援を要望する橋本組合長たち

 JA夢みなみ(橋本正和代表理事組合長)は7日、須賀川市に台風19号災害に関する緊急支援などを要望した。
 橋本代表理事組合長、丸山重一営農部長らは、市役所を訪れ、橋本克也市長、鈴木伸生市産業部長らに「台風19号の水害や風害での農畜産物や施設、機械など10月29日現在で管内農業関係の被害額は26億円を超えました。早急に支援を講じるようお願いします」と要望した。
 農業への打撃は極めて大きく、被災農業者は危機に瀕し、水稲やキュウリなど多種品目で被害は深刻な状況にあり、農業者の営農再開が実現できなければ、地域農業の崩壊も懸念されるとし、災害復旧、営農再開に向けた生産現場の被害状況を集約し、一刻も早い経営再建をはじめ災害地の復旧・復興に向け、被害実態に合わせた対策を望んだ。
 また復旧・復興対策に向けた予算確保、被災農業者の救済や被災農業者の営農再開に向けた環境整備、冠水した水田土壌の放射能物質濃度調査と吸収抑制対策、施設・機械などの復旧支援、所得補償など早急の対策を要望した。
 10月29日現在の全体被害状況は1935戸、被害金額は約26億9582万円になり、冠水で支店事務所、直売所、倉庫などの被害や買い入れした米の浸水による詳細な数量や被害額は現在も調査中であることなどが添えられた。
 橋本市長は「基幹産業に位置づけていることから、甚大な被害と受け止めています。早急に対応し新たな支援策を、営農と情報を共有しながら進めてまいります」と話した。