住宅火災警報器を設置しよう

火災報知器を取り付ける署員

 須賀川地方広域消防組合(水野弘美消防長)は9日からの秋季全国火災予防運動期間に合わせ、住宅用火災警報器設置促進を呼びかける。管内の住宅用火災警報器設置率は6月1日現在で72・8%で全国平均の82・3%を下回っており、住民一人ひとりの意識改善が求められている。
 消防庁によると、住宅火災警報器が設置されている場合は、設置されていない場合に比べ、死者の発生は約4割減、焼損床面積、損害額は概ね半減すると分析される。
 県全体の設置率は77・4%に留まり、市町村の火災予防条例で設置が義務付けられる住宅の部分全てに設置されている条例適合率は60・8%で、全国ワースト3位になっている。
 市町村別にみると、須賀川市は設置率69%、条例適合率49%、鏡石町は設置率66・6%、条例適合率53・3%、天栄村は設置率70%、条例適合率40%と県平均を下回っている。
 須賀川消防本部では設置を促すため、対象世帯が購入した火災警報器の取り付け支援サービスを行っている。
 対象は65歳以上のみで構成する世帯や身体に障害があるなど自力での設置が困難な世帯。
 販売店か須賀川地方広域消防組合ホームページにある申込用紙に必要事項を記入し、最寄りの消防署に直接もしくは郵送すると、署員が無料で設置する。
 須賀川消防署は秋季全国火災予防運動期間中、9日午前9時からはたけんぼで火災警報器デモ機の展示やチラシの配布で設置促進を行うほか、一人暮らし高齢者世帯を訪問し、機器の設置を呼びかける。
 また市町村単位での設置率向上を目指す動きも始まっている。
 天栄村では火災警報器設置率100%を目指し、自己・家族所有の住宅に住む村民に対し、単独型は購入額の2分の1以内で1棟上限1万円、連動型は同じく1棟上限2万円で購入費を補助する。
 天栄村補助の問い合わせは村総務課(℡82―2111)まで。