文化の日表彰で7人1団体に最高の栄誉賞

 須賀川市最高の栄誉賞にあたる令和元年度文化の日表彰式は1日、市役所で行われ、元市議会議長の高橋秀勝氏(71)=保土原=ら個人7人と1団体が栄誉に浴した。
 市文化の日表彰は地方自治や産業の振興、教育・文化の興隆、社会福祉の増進など、各分野において、永年にわたり尽力し、市勢の伸展に功労のあった個人・団体を表彰し、その功績をたたえている。昭和29年から昨年度まで延べ395人、20団体を表彰している。
 今年度の表彰者は地方自治功労の元市議会議長の高橋氏、前副市長の石井正廣氏(68)=南上町=、前市統計調査員協議会長の西牧武彦氏(81)=越久=、健康福祉功労は前市老人クラブ連合会長の金子定雄氏(85)=狸森=、産業功労は前須賀川牡丹園保勝会理事長の栁沼勝馬氏(85)=牡丹園=、建設功労は須賀川市建設業者協議会(野田忠会長)、教育功労に前市教育長の柳沼直三氏(66)=滑川=、元市教育委員会委員長の深谷敬一氏(75)=岩渕=。
 表彰式は国歌・市歌斉唱に続いて橋本克也市長が受賞者一人ひとりの功績を紹介しながら表彰状と記念品を手渡した。
 受賞者の功績概要は次の通り(詳細は10日付既報)。
 地方自治功労の高橋氏は平成3年4月から通算7期28年4カ月に渡り市議会議員を務めた。市議会議長をはじめ常任委員長、一部事務組合議会議長などを歴任、市政の多方面にわたり貢献した。
 石井氏は平成23年11月から副市長として2期7年5カ月、また市職員として37年7カ月、通算45年間の長きにわたり市勢の進展に寄与した。特に東日本大震災からの復旧・復興事業をけん引し、発展期への礎を築いた。
 西牧氏は農業センサス調査員を39年務め、延べ80回の各種統計調査員や指導員として従事した。また、市統計調査員協議会に所属し、平成23年から令和元年まで4期8年にわたり会長として会員の指導・育成に寄与した。
 健康福祉功労の金子氏は平成19年から4年間市老ク連事務局長、23年から8年間会長を務め、高齢者福祉の増進に寄与した。また30年6月から県老ク連会長を務める。
 産業功労の栁沼氏は平成18年から13年間、牡丹園保勝会理事長を務め、文化財である須賀川牡丹園の適切な保存管理や県内外への情報発信、文化の伝承に努めた。園発祥250周年記念式典など積極的に事業推進した。
 建設功労の市建設業者協議会は平成2年から年2回、ボランティアで市内の幹線道路の美化作業を実施。釈迦堂川「ふれあいロード」環境美化運動にも参加し、市の環境美化に貢献している。
 教育功労の柳沼氏は平成24年から5年11カ月にわたり市教育長を務め、震災被災施設などの早期復旧に尽力した。市長と教育委員会で構成する「総合教育会議」設置や小中一貫教育校の整備などに寄与した。
 深谷氏は平成19年から11年間にわたり市教育委員を務め、その間委員長を6年間、教育長職務代理者を3年間務めた。特に震災後は、児童生徒の心のケアなどの支援事業や現場を把握するための学校訪問などの活動に取り組んだ。