英語力向上へ英検チャレンジスタート

試験を前に説明を受ける生徒(須賀川三中)

 須賀川市教委の実用英語技能検定支援事業「須賀川市中学生英検チャレンジ」は4日、市内全10校の2062人が各校で挑戦し、それぞれの英語力に応じて2級から5級の1次審査を受験した。すでに英検2級に合格している生徒など一部を除き、ほぼ全ての生徒が英語力向上を目指して取り組んだ。
 今年度新規事業「英検チャレンジ」は国際社会のグローバル化が急速に進展し、英語教育の重要性が一層高まっている現状を受け、須賀川の将来を担う市内全中学生を対象に、1人1回分の実用英語技能検定(通称・英検)受験を公費で負担し、子どもたちの英語に対する興味・関心を高め、英語教育の一層の充実を図るため実施した。
 市教委が取りまとめた受験者数の内訳は、中学初級程度の5級962人(全体の46・5%)、同中級程度の4級635人(31%)、中学卒業程度の3級353人(17%)、高校中級程度の準2級100人(5%)、高校卒業程度の2級12人(0・5%)が挑戦する。
 全校で午後2時を目安に一斉に試験をスタートし、受験する級によって試験時間が異なるため、教室を分けるなど工夫し、早めに筆記試験が終了した生徒はほかの英語活動などに取り組んだ。
 英検チャレンジは筆記試験にあたる1次試験を各校で実施し、合否発表は今月29日にある。3級以上の受験者で1次合格者は11月3日に2次試験に挑戦する。受験会場は各自で選び、移動費などは個人負担となる。同19日に2次試験結果が発表される。
 同事業は市内全中学校に在籍する生徒のうち、保護者の承諾を得て受験を希望する生徒を対象としており、個人負担により別日程・別会場での受験を希望する、市教委補助該当外の準1級・1級に挑戦する、検定受験を希望しないなどの生徒は、各校内別室で英語の個別課題に取り組んだ。
 須賀川三中(小林一彦校長)は、受験級ごとに担当教員から事前説明を受け、試験開始の合図でそれぞれ真剣な表情で机に向かった。同校では今回の受験対象最高クラスとなる英検2級を取得している生徒2人は別室での個別課題受験となった。
 なお市教委の英検チャレンジは、来年度以降も子どもたちの英語力向上のため継続を予定している。