県議選告示まで1カ月切る

 任期満了に伴い31日告示、11月10日投票で行われる県議会議員選挙の告示まで1カ月を切り、須賀川・岩瀬郡選挙区は定員3に対して現職2人、新人4人の計6人が立候補を表明し、県内最激戦区の一つに位置付けられ、各陣営ともに日夜激しい選挙戦を繰り広げている。
 須賀川市・岩瀬郡選挙に立候補を表明しているのは、現職6期で無所属の川田昌成氏(76)、5期で国民新党の宗方保氏(71)、新人は元市議で自民党公認の渡辺康平氏(34)と水野透氏(52)、元市議で共産党公認の丸本由美子氏(57)、元鏡石町議で無所属の吉田孝司氏(41)。2日現在で他候補擁立の動きはみられず、当地方における県議選の構図はほぼ固まったものとみられる。
 立候補予定者のうち川田、宗方、渡辺、丸本、吉田の5陣営は9月までに事務所開きを済ませ、水野陣営は6日午後から総決起大会と合わせて行う。
 前回の平成27年県議選は定数3に現職3陣営(川田昌成、斎藤健治、宗方保)のみが立候補し無投票で当選した。県議選の実戦突入は平成23年以来8年ぶりとなる。
 これまでのところ現職2陣営は地縁・血縁を基に、これまでの実績を訴えながら手堅く選挙戦を進めている。
 新人の4陣営は公認を受けた政党の支持基盤を活かしながら、新人ならではのフレッシュな選挙戦を繰り広げ、支持拡大に日夜励む。
 9月末までの阿武隈時報の取材では、立候補予定6陣営のうち2~3陣営が頭一つ抜け出しているのではとの情報もあり、他陣営の追走がどこまで通じるのか、投票日までの残り1カ月余の激しい選挙戦が予想される。
 一方で各陣営の公約や立候補者の顔が分からないとの声も有権者からは聞かれ、これまではみられなかった選挙に対する熱量の大きな開きもみられる。
 8年前に行われた平成23年11月の県議選は定数3に現・新5陣営が立候補し、現職3人が当選した。投票率は47・51%、第3位当選の得票数は8651票だった。