飲食店組合で節目の100年に乾杯

100周年に感謝を込めてあいさつする只野組合長

 須賀川飲食店組合(只野誠一郎組合長)創立100周年記念式典は1日、来賓や関係者ら約120人が出席してホテルサンルート須賀川で開かれ、大正8年から連綿と続く1世紀の歴史を映像で振り返りながら、各種アトラクションなどにぎやかに祝った。
 只野組合長は「100周年を迎え組合員一同万感の思いであり歓喜にたえません。心より厚くお礼を申し上げます」と感謝し、100年の歴史を改めて紹介した。「時代は令和となり、来年は2度目の東京オリンピック開催、HACCP導入があります。飲食店組合はこれからも食の安全・安心、食文化の向上を目指して社会に貢献できるよう精進してまいります」とあいさつした。
 長年の組合活動貢献に感謝を込めて、太田光雄14代組合長、鈴木敏仁15代組合長、郡部仁喜元副組合長を表彰した。
 来賓の橋本克也市長、野木彰県中食品衛生協会長、渡邉達雄商工会議所会頭、宗方保県議らが祝辞を述べた。
 飲食店組合は「温故知新100th」をテーマに記念誌発行、特別賞を設けたスタンプラリー、のぼり作成など6つの記念事業を行う。式典席上で須賀川市への寄付を行い、中央図書館への図書購入費と博物館備品購入費の目録が只野組合長から橋本市長に贈られた。
 小林勇男県中調理師会長の乾杯発声で和やかに懇親会がスタートし、アトラクションは奥州須賀川松明太鼓保存会の太鼓演奏、フラダンス披露など華やかなステージで祝宴を盛り上げた。
 須賀川飲食店組合は大正8年に岩瀬管内のうどん・そば屋が集まり、業界の発展や親ぼくを目的に設立した。戦争や不況、バブル崩壊など時代の波に翻弄されつつも組合員一丸となって乗り越えた。
 東日本大震災は組合員も含め多くの市民が被災したが、「がんばろう須賀川」、「元気だぞ須賀川」ののぼりをいち早く作成して加盟店で掲示し、復旧・復興を願う思いを市全域で共有し醸成する一助をになった。