6日までオートキャンプ世界大会

世界中のキャンプファンが集う羽鳥湖高原交流促進センター

 第89回FICCオートキャンプ世界大会は28日、天栄村羽鳥湖高原交流促進センターをメイン会場に開幕し、日本を含む14カ国から約800人のキャンプファンが集い、天栄村や県内の魅力を満喫している。
 年に一度、FICC(キャンピング・キャラバニング・オートキャラバニング連盟)加盟国で開催されるキャンプを通した国際交流イベントで、日本では平成6年に島根県での開催以来25年ぶり3回目、県内では初開催となる。
 今大会は「観光・交流・復興」をメインテーマに掲げ、村や県の文化・観光・自然資源を活かし、風評被害の払しょくや国際交流の促進を図る。
 初日にオープニングパレードが行われ、広戸小、牧本小の鼓笛隊が堂々と演奏しながら参加者を会場へ導いた。また湯本小、湯本中の子どもたちがプラカードを掲げた。
 沿道にも多くの村民が並び、参加国の国旗を手に歓迎を示した。
 オープニングセレモニーで日本オートキャンプ協会の明瀬一裕会長、内堀雅雄県知事、ジョアン・アルヴェス・ペレイラFICC会長があいさつを述べた。
 天使の羽根を背に付けた天栄幼稚園の園児らが幅約2㍍あるFICC旗を広げながら入場し、会場に掲揚された。
 アトラクションとして天栄中吹奏楽部が「君の瞳に恋してる」など、大里小全校児童が伝統の丹波楯山わらし太鼓を披露し、会場を盛り上げた。
 その後、ウエルカムパーティがエンゼルフォレストの屋内テニスコートで行われ、添田勝幸村長のあいさつに続き、松崎淳一商工会長の発声で村内2蔵元の清酒を手にした参加者らが乾杯した。
 天栄米をはじめとする村特産品などで作った料理が振る舞われ、参加者らは地元の料理や酒に舌鼓を打ちながら国境を超えた交流に花を咲かせていた。
 また会場前には天栄村小川の緑川徳男さんがアイデアを出し、村内の子どもたちや高齢者、県立医科大生らが力を合わせて作った紙灯ろうが飾られるなど、村一丸の歓迎ムードを高めていた。
 村と交流のある関東の大学生NPO法人きたまるのスタッフらも応援に駆けつけていた。
 参加者らは10月6日まで9日間の期間、県内の観光地や東京電力の原発などを巡るエクスカーションや、民族品制作体験、村内中学生との交流、村の「清酒で乾杯」イベントなどに参加し、村や県への理解を深める。