29日に24団体の防災訓練

 須賀川市内の防災関係機関や自主防災組織メンバーら約600人が参加する須賀川市防災訓練は29日午前8時半から市民スポーツ広場・会館で行う。災害時における応急対策の円滑かつ的確な実施を目的に、地域防災体制の確立と防災意識の高揚を図るため各種訓練を実施する。
 訓練は県内陸部を震源とする直下型地震発生により、市内は震度6強の揺れに見舞われ、建物倒壊や火災、ライフライン寸断、前日からの大雨が影響した土砂崩れなど多重災害発生を想定する。
 市、市消防団、広域消防本部をはじめとした関係24団体の参加協力を得て、避難所・ボランティアセンター設置・運営と炊き出し、ドローンなども活用した被害状況調査、土砂災害被災者捜索・救出、避難広報・避難誘導、初期消火、一斉放水・中継などを行う。
 関係団体による各種訓練のほか、来場者や参加者向けの防災教室や起震車の地震体験、防災用品の展示、小学生以下対象の記念品付きスタンプラリーなども実施する。
 訓練当日は防災行政無線や緊急速報メール、消防車両の吹鳴などあるため、近隣住民の理解と協力を求めている。
 主なタイムスケジュールは次の通り。
▽午前8時半~40分=災害対策本部設置訓練(開始申告、防災行政無線放送、エリアメール配信)▽~42分=避難所・ボランティアセンター設置・運営訓練▽~55分=被害状況調査・報告訓練(消防団状況調査、ドローンによる上空からの調査)▽~午前9時15分=土砂災害被災者捜索・救出訓練(オフロードバイク隊・災害救助犬による被災者捜索、消防団員と自主防災組織の倒壊建物から救出、簡易担架での救急車搬送)▽~25分=避難広報・避難誘導訓練(一時避難所から指定避難所への被災者誘導、要支援者の支援)▽~40分=初期消火訓練(バケツリレーと消火器による初期消火)▽~午前10時=消防署と消防団による一斉放水・中継訓練(建物火災などを想定した消火)▽~10分=応急給水・上水道復旧訓練(地震による水道管破損・断水を想定した応急復旧作業)▽~15分=電力復旧訓練(変圧器が破損し電力供給が出来ない状況からの仮復旧工事)▽午前10時半~40分=水難救助訓練(消防署によるロープブリッジ救助、中州に取り残された要救助者救出)▽~55分=水防訓練(河川からの漏水防止のための水防工法)▽午前11時20分~45分=炊き出し訓練(赤十字奉仕団と須賀川市連合女性消防隊が自衛隊の支援により炊き出し配食)▽午前8時半~午前11時45分=屋外展示・体験コーナー(ドローン、自衛隊特殊車両、起震車、降雨体験者、各種防災用品など)