渡邉会頭が退任撤回し続投意思

渡邉達雄会頭

 須賀川商工会議所の渡邉達雄会頭(75)=平半染工社長=は24日に商工会館で開かれた常議員会席上、委員から会頭続投に向けて強い要請があったことから、7月の退任表明を撤回し、3期目へ続投の意思を表明した。
 渡邉会頭は7月25日にホテル虎屋で開かれた常議員会で自身の健康不安と体力の限界から「後進に道を譲りたい」と表明して退任の意向を表していた。
 商工会議所は次期会頭選任のため8月に2度の選考委員会(堀江祐介委員長)を開いた。選任委員会は各部会長7人、副会頭3人、会頭推薦常議員1人の計11人で構成する。
 選考委員会で次期会頭について候補者擁立に向けて審議を重ねたが、「渡邉会頭続投が望ましい」との結論が出たことから、堀江委員長から常議員に報告された。
 24日の常議員会では選考委員会の結果報告を受けて改めて協議し、満場一致で渡邉会頭を次期会頭に正式に常議員会として推薦する旨を決め続投を強く要請した。
 渡邉会頭は「健康に不安があるものの、皆さんの強い要請を受け次期会頭をお受けしたい」と、続投が濃厚な情勢となっている。
 10月末に開かれる臨時議員総会の席上で会頭人事案件が提出されるが、その日までに他の立候補者が出なければ渡邉会頭の再任続投が決定する。
 24日現在で他に新会頭擁立の動きはみられないが、臨時議員総会までに立候補者が名乗り出れば、須賀川商工会議所として初めての会頭選出選挙が行われる運びとなる。
 なお副会頭と専務理事は次期会頭決定後に、会頭推薦の形で発表され臨時議員総会の場で承認される。
 渡邉会頭は副会頭を3期8年務め、平成26年11月に前任者退任を受けて会頭に就任した。残任期間の1年を務め、平成27年11月に2期目がスタートし現在に至る。須賀川会議所初の親子2代会頭としても話題を呼んだ。
 今年7月の常議員会での辞意表明以降、次期会頭選任協議が非常に難航したとの一部情報もあることから、渡邉会頭3期目の任期中に新会頭候補選任が出来るかどうか今後の動向が注目される。