鏡石町が子育て支援で単独事業

 鏡石町は10月1日から始まる、国の幼児教育・保育料無償化に伴い、町単独事業として施設利用・未利用に関わらず3歳から小学校就学前の子ども全員を対象に「食育推進奨励金」(月額4500円)を支給し、幼稚園・認定こども園の「預かり保育料の補助」(上限1万2000円)を実施する。
 子どもの食育推進と保護者負担の軽減、安心して快適に暮らせる子育て環境の充実を図る目的で、9月議会で補正予算が議決された。
 食育推進奨励金は町内外施設利用者、施設未利用者に関わらず支給対象となる。国の無償化対象外となる給食費を支給する制度で、対象年齢の子ども全員を対象に給食費相当分の月額4500円を支給する(小学校入学まで最大3年間)。
 子どもの食育推進を目的とした支給であり、施設利用者は給食費に、未利用者は在宅保育での食材費として利用できる。
 町内施設利用者は施設に直接支払う。町外施設利用者と施設未利用者は年4回3カ月分の奨励金を指定金融機関の口座に振り込む。第1回は来年1月を予定している。
 預かり保育料の補助は、幼稚園・認定こども園で預かり保育を利用し、「保育の必要性」を認定された子どもが対象となる。町外施設利用者も含まれる。
 国の制度では預かり保育料1日あたり450円(月上限1万1300円)まで無償化の対象であるため、町内施設の預かり保育料を参考に、町独自に月上限1万2000円(国生徒無償化対象額と合算)まで補助する。
 町内施設で預かり保育を利用する場合、保護者負担は実質無償化、町外施設利用者の負担額が軽減される。
 保護者はこれまで通り預かり保育料を利用施設に支払う。発行される領収書または支援提供証明書を添付して、指定の請求書を町に提出し、町が保護者に相当金額を支払う。