魅力ある駅西地区整備へワークショップ

駅周辺の現状について活発に意見を交わす参加者

 須賀川駅西地区まちづくり計画を進める市の「須賀川駅周辺まちづくりワークショップ」は11日、市役所で開かれ、福島大学生や地元住民、高校生らが駅の現状把握のため意見を出し合った。
 駅西地区は国道4号と連結する幹線道路や公園整備、東西自由連絡通路と半橋上駅舎設置などを令和5年度中の完成を目指し、計画が進んでいる。
 ワークショップは駅周辺地区の将来を考える福島大との連携事業で、同大共生システム理工学類で都市計画やまちづくり、復興などを研究する川崎興太准教授と研究室の学生、地元町内会、須賀川高、須賀川桐陽高の生徒ら54人が参加した。
 前半で川崎准教授が「都市計画の潮流と須賀川駅西口地区のまちづくり」、市文化振興課の管野和博主任が「須賀川駅周辺の歴史」について講義した。
 川崎准教授は西口地区のまちづくりを考える視点として「都市基盤施設をどのように整備するか」「市有地や駅舎をどのように活用するか」「空き店舗や空き家などの市有地のリノベーション・イノベーションをどう進めるか」の3点が重要と説明した。
 管野主任は駅周辺の歴史について、石背郡などの時代にさかのぼって解説した。
 後半のワークショップは5班に分かれ、「須賀川駅周辺地区の現状の把握」をテーマに地域資源として活用できるもの、周辺地区に足りないものなどを一人ひとり考え、班内で情報を共有した。
 地元住民らは「住む・住み続ける」という観点や過去との比較、高校生は近隣自治体との比較や「楽しく、快適に過ごせる場」としての観点など、様々な意見を積極的に挙げていた。
 大学生がこれらの意見をまとめ、お互いの感じている須賀川駅について理解を深めた。
 次回は11月15日に開き、課題点などを具体的に考えていく予定。また今年度は12月、来年2月の計4回開き、5年間の継続的な取り組みで、魅力ある駅西地区の振興を目指す。