立候補制導入の新議長選挙で2人が届け出

 初めての議長立候補制を導入する須賀川市議会の臨時議会は12日午前10時から開会する。議長選挙立候補者は11日午前10時現在で新政会の加藤和記氏(69)=5期=と志政会の五十嵐伸氏(56)=5期=が立候補を議会事務局に届け出た。
 臨時議会は慣例により最高齢議員の大内康司氏(79)=7期=が仮議長を務め議長選挙を行う。
 市議会の議長選挙において、市民に対し、議長の選出経過を明らかにし、議会に対する新議長の考えを広く示す目的で初めての立候補制を取り入れた。
 立候補制を導入する新議長選は、議会を休会して候補者が立候補の理由や議会運営などに対する所信を表明し、会議を再開して投票を行い新議長が決まる。
 なお12日は臨時議会であり議長所信表明は休会中に行うことから、定例会のようなネット配信は行われない。議会傍聴は通常通り受け付ける。
 現在の須賀川市議会は最大会派の新政会が10人、志政会9人、須賀川未来会議3人の3会派と2人が所属する日本共産党須賀川市議団で構成している。
 議長選にあたり、志政会と須賀川未来会議は友好会派として共同歩調を取る方針を決めており、最終的に日本共産党須賀川市議団の動向が大きなカギを握るものとみられる。
 これまでの阿武隈時報社の取材に対し、市議団の横田洋子代表(60)=2期=は立候補について明言を避けているが、あくまでも独自路線で議長選を迎える考えを示している。市議団として11日正午の締め切りまで協議を重ねて結論を出すとの情報もあり、新議長選は最大で3人が立候補する可能性も残している。
 新議長決定後には、副議長選挙、今期から3つに集約した常任委員会委員(総務生活・産業建設・文教福祉)と議会運営委員の選任、須賀川地方保健環境組合議会議員など一部事務組合議員選挙、専決処分の報告などを審議する。