岩瀬農業高で5品目GGAP認証審査会

GGAP取得の審査を受ける岩農生たち

 昨年11月に県内高校初の農産物国際規格の第三者安全認証「グローバルGAP」(GGAP)を取得した岩瀬農業高(渡辺譲治校長)は5日、取得済み6品目の継続認証と新規5品目取得のための認証公開審査会を開いた。
 グローバルGAPは世界130カ国以上で実践されている農産物や農作業の安全性を管理するGAP(適正農業規範)認証の世界基準。農薬の使用基準や農産物の作り方、環境への配慮、労働環境を含めた農業生産行程管理にかかわる世界的規模の第三者認証であり、東京2020組織委員会が発表した持続可能性に配慮した農産物の調達基準にも使用されている。
 専業農家の後継者が多数在籍する同校は、生徒の将来の利点、学校の自信、教諭の勉強や福島の農産物の風評被害を払拭し安全性を世界に伝えようと昨年6月から取得に取り組み、オランダの認証会社コントロールユニオンからノウハウを学んだ。
 生徒と教諭が施設の整理整頓から掲示物、土壌、与える水の安全性を分析、排水フィルター作製、病害虫とその他生物のリスク管理、全ての作業内容の記録などできる限りの衛生面、安全面、環境に配慮し、11月に主力のコメ、リンゴ、レタス、キュウリ、ミズナ、バジルの6品目の認証を受けた。
 今回は6品目の継続認証と、新たにジャガイモ、ダイコン、メロン、ナシ、サツマイモの5品目を取得するための審査を受けた。 
 コントロールユニオンのスネラさんが生徒たちと園芸団地などを回り、食品安全(異物混入の防止、農薬の適正使用)、環境保全(廃棄物の適正処理、適切な施肥)、労働安全(機械・設備の点検・整備、薬品・燃料の適切管理)など説明した。
 書類審査も行い、結果は10月下旬頃に発表される。