須賀川知る古の「神楽殿寺子屋」始まる

舞台上周りの塗装作業をする会員たち

 須賀川知る古会(影山章子会長)の「神楽殿寺子屋」は1日、今シーズンの第1回講座「ワークショップとクリーン作戦」を実施し、会員や市内の歴史愛好家ら15人が参加した。
 神楽殿は旭ケ岡公園の朝日稲荷神社脇に建ち、大正末期に建てられ市民憩いの場として永年愛されてきた。
 貴重な須賀川赤瓦が使われた建造物だったが東日本大震災で神社とともに被災した。須田秀幸神炊館神社宮司の協力を得て知る古会が復旧に尽力し、平成25年に完成、地域のコミュニティの場に生まれ変わった。今では定期的に「寺子屋」と銘打ち地元の歴史文化などを楽しく学ぶ勉強会を開いている。
 第1回講座は定期的に行ってきた復旧作業として、周辺の草刈りや落ち葉掃き、舞台まわりの塗装作業を行い、これからも多くの市民に愛され続ける建物として遺せるよう、会員らも丁寧に時間をかけて作業に汗を流した。
 知る古会の「神楽殿寺子屋」は、第2回講座を9月15日、第3回講座を10月20日に実施する。
 9月15日は郷土史家の永山祐三さんが「奥の細道330年 謎の人 可伸庵栗斎」、10月20日は深谷石材店社長の深谷勝俊さんが「石工からみた、須賀川江持石の変遷」をテーマに午後1時から開講する。参加費はともに500円。
 昨年も好評を集めたまちなか散策「私たちの須賀川見つけ隊―樹木編2」は10月13日、樹木医で福島空港公園事務所長補佐の鈴木俊行さんを講師に迎えて、午後1時にtetteを出発する。神炊館神社の「夫婦けやき」や「エドヒガンザクラ」などを巡る。
 申し込みは知る古会事務局の影山さん(℡75―3005)まで。