福島空港で消火救難図上訓練

地図を用いて状況を確認する参加者たち

 福島空港事務所の「消火救難図上訓練」は27日、空港ターミナルビルで行われ、関係者59人が地図を使ったシミュレーション訓練で緊急事態の対応力を高めた。
 航空機事故等の緊急事態発生時における消火、救難等の一連の応急対策を迅速かつ確実に実施するため、情報伝達及び初動措置等の習熟、関係機関との連携を図ることが目的で年2回行っている。
 空港職員17人と須賀川・郡山・白河消防本部、須賀川・石川・県警察本部、須賀川・白河医師会など関係27機関から42人の計59人が参加した。
 訓練は東京航空局から福島空港事務所に「エンジン不調の旅客機が、福島空港に滑走路南側より着陸態勢に入る」との緊急連絡が入り、当該航空機が着陸後、滑走路上で停止し、左主翼付近から火災が発生することを想定した。
 午後2時の緊急連絡から関係機関への通報、状況確認、機体消火、けが人救助、医療機関への搬送など約1時間、実際の事故対応と同様に関係者らが連絡を取り合った。
 3階会議室内に事故現場を想定したグリッドマップを設置し、確立した指示系統のもと状況に応じた連絡や報告、連携体制をリアルタイムで確認した。
 訓練終了後は同会議室で反省会が開かれ、参加者らは訓練での気付きや検証結果について専門家としての意見を交わし、緊急事態への対応力を向上させた。