鏡石町議選、新人角田氏がトップ当選

初当選で喜びの万歳三唱をする角田氏

 任期満了に伴う鏡石町議会議員選挙は25日、鳥見山体育館で開票され、新人の角田真美氏(66)が841票でトップ当選を果たした。元職1人が100票台で涙をのんだ。角田氏は「841人に選んでいただき、責任の重大さを心に保ち、町民の幸せのために精進します」と当選の喜びを満面の笑みで話した。
 今回の町議選は定数12に対し現職10人、元職2人、新人1人の計13人で少数激戦を繰り広げた。女性候補はじめ複数の新人候補出馬の噂もあり、当初は選挙ムードが盛り上がりを見せたが、具体的な立候補に結びつかず、また無投票阻止を掲げた立候補の動きもあったが、最終的には選挙戦が近づくにつれて町民の関心は薄れていった。
 選挙戦突入後も町民から「魅力なし」の声が聞かれ、投票率は56・98%(男56・23%、女57・68%)で、直近の参院選をわずかに上回ったものの、前回の町議選から大きく下回り過去最低となった。
 4年前同様、現職の得票数が均衡したことで票が分散し、800票台が角田氏1人、600票台が1人、500票台が3人、400票台が4人、300票台が1人、200票台が1人、100票台が1人。最下位当選と次点との差は115票差だった。
 当日有権者数は1万343人(男5026人、女5317人)、投票者数は5893人(男2826人、女3067人)、投票率は56・98%で、町議選過去最低投票率の前回を7・7ポイント下回った。
 トップ当選の角田氏は岡ノ内の自宅で角田一幸後援会長、斎藤健治県議、約40人の支持者らとともに開票結果を待ち、トップ当選の速報に喜びの声と拍手に包まれた。
 吉田多利夫後援会幹事長の音頭で万歳三唱し、だるま目入れ、花束が贈られた。角田氏は「5月から毎朝仕事前に町民宅を訪問した。鏡石で生まれ育ち、働き、子育てをし、鏡石で一生を終える、そんなまちになるよう、子どもの教育環境の充実を第一に、老人福祉の拡充、現役世代が安心して働ける環境づくり、インフラ整備を実現したい。行政区長などの経験を活かし、自らの足で調査して問題提起し、みんなで一緒に特徴のあるまちにしていきたい」と決意を述べた。