天栄村こども未来応援事業

園児たちをプールで遊ばせる井上さん

 子どもたちの夢実現を後押しする天栄村の「こども未来応援事業」は5日、須賀川市の虹色保育園(有松有子園長)で行われ、広戸小の井上弓佳さん(6年)が保育士に挑戦した。
 同事業は第5次総合計画の基本目標「みんなで心豊かな人づくり」に基づき、子ども自身が過去から現在、未来へ続く自分を見つめながら自分らしい生き方を実現できるよう村全体で支援し、郷土を愛する心を養うとともに「生き抜く力」を身につけることができるよう体験の機会を提供するもの。
 井上さんは「母が保育士でとても楽しそうなので、自分も笑顔を絶やさず、思いやりの心を忘れない保育士になりたい」と応募した。
 虹色保育園では園児19人に自己紹介をした後、プール遊びや昼食、園児の寝かしつけ、夏祭りに向けた提灯作り、おむつの交換など、保育士の1日の仕事を体験した。
 家では妹の世話もしていたという井上さんの仕事ぶりに有松園長も感心し「自分から積極的に動いてくれて頼もしい」と太鼓判を押した。
 井上さんは「今日の活動を通じて、保育士になりたいという夢が大きくなりました。慣れるにつれて園児たちとの距離も近くなり、とてもうれしかったです」と満面の笑みを見せた。
 同事業は同日に東京都のあめ細工吉原で湯本小の佐藤瑛汰君(6年)があめ細工職人に挑戦したほか、天栄村の子どもたち計11人が天文学者やユーチューバー、警察官などの夢を実現させるため県内外で活動する予定。