地域福祉計画で住民らの問題意識を確認

和田委員長から委嘱状を受ける新任委員

 須賀川市第3次地域福祉活動計画策定委員会の第2回会合は31日、市役所で開かれ、6月から7月にかけて市内各地区で実施した地区懇談会であがった地域住民らの問題意識などを確認し、今後の福祉のあり方や方向性について意見を交わした。
 同計画は第2次計画が今年度に満了となることから、来年度から5カ年の地域福祉活動の推進について、市民がどのような活動をすべきか具体的な内容を示すもの。
 地区懇談会は10地区で町内会長や区長、民生児童委員、老人クラブ、食生活改善推進員、健康づくり推進員、福祉施設、住民らが出席し、地域の生活課題やつながり、地域住民の集う場所について現状と課題、今後の展望などに意見を交わした。
 旧市内や浜田地区、西袋地区などでは町内会への無関心や地域交流の希薄さなどが大きな課題としてあがった。日頃からの「声掛け・あいさつ運動」や町内会の「美化運動・一斉清掃活動」、三世代交流事業などの活動が効果的とした。
 長沼地区は地域行事の企画・運営や世代層によるニーズの差の把握、理解などが課題であるとした。行事は目的、実施内容、実施後の影響などの分析と実践が重要との意見が聞かれた。
 大東地区は最大の問題として世代間交流の不足を挙げた。交流の方法や内容を吟味し、具体的な企画、実践を検討することが必要などの意見が出た。
 小塩江地区は高齢化に関する問題が最も多く、地域の年代構成を可能な範囲で把握し、コミュニケーションの場を提供すること、年代構成を考慮したイベントなどが必要だとした。
 岩瀬や仁井田、稲田地区では路線バスの少なさなど交通に関する課題が多くあがった。実情に見合った交通整備が必須で、地域ボランティアと行政・企業ができることを精査し、住民が求めることも大事などの意見が出された。
 会議では各地区のこれらの現状や課題、第2次計画の評価などを確認し、第3次計画の基本理念や基本目標、基本計画などについて意見を交わした。
 会議に先立ち、和田委員長が新任委員に委嘱状を交付した。
 新任委員は次の通り。
大野篤(市老人クラブ連合会)小林晃一(夢みなみ農業協同組合)林美枝子(市ボランティア連絡協議会)