里守屋で三匹獅子舞奉納

奉納した市指定無形文化財の里守屋三匹獅子舞

 須賀川市指定無形文化財の「里守屋三匹獅子舞い」は27日、十一面観世音菩薩が祭られている上寺山真福寺観音堂(西蔵寺)で三匹獅子舞を奉納した。
 28日、三匹獅子は聖観音様の化身となり、地区内63軒を一軒一軒回った。
 岩瀬地区の里守屋集落に、約400年以上にわたり、先人から受け継がれている「里守屋三匹獅子舞」。
 世話人の五十嵐厚さん、矢部勝也さんらを中心に、装束に着替えた三匹獅子講中の約20人が、集会場から三匹獅子を奉納して歩く、その間約3㌔の道のりを、万灯、獅子、太鼓、笛の順に並び、鳴らしながら観音堂まで練り歩き、本堂では横山大哲住職により祭礼のお払いを受けて五穀豊穣、村内安全、福寿増長、無病息災を祈願するため、三匹獅子舞を奉納した。
 里守屋三匹獅子講中の獅子舞は集会所に集まり獅子舞、唄、笛、太鼓の練習を得て、奉納された。三匹獅子舞は太郎獅子、次郎獅子が、花子獅子(女獅子)を奪い合い、最終的には、三匹仲良くなるという内容。
 三匹獅子舞奉納には地域住民らが見守る中、明かりに包まれ舞い踊る姿は、幻想的で伝統の重みが伝わり、写真やビデオに収める人が多く見られた。