告示まで1週間、市議選は選挙か 無投票か

 任期満了に伴い8月4日告示、11日投開票で行われる須賀川市議会議員選挙。告示まで1週間と迫り、今月はじめに新人候補1人が立候補を辞退したことで無投票ムードが市内に色濃く漂っているが、26日午前に市内在住の男性が市選管から届出に必要な書類を持ち帰ったことで、再び超少数激戦による選挙戦の可能性が出てきた。
 男性は阿武隈時報社の取材に対し、4年後(次回市議選)に向けた準備だと答えながらも、「今の無投票、停滞ムードは良くない。あくまでも家族の了承が得られればだが、今回の市議選に立候補する可能性もゼロではないでしょう」とし、来週中の出馬表明への可能性を感じさせる返答があった。
 また27日現在で事実関係の確認までは至っていないが、新興住宅在住で諸派の女性候補が党勢拡大を目指し立候補の準備を始めたとの情報もあり、立候補届け出を締め切る8月4日午後5時まで情勢は不透明と言えそう。
 26日午前にあった男性の動きは候補者各陣営にもいち早く伝わっており、にわかに訪れた実戦突入の可能性に向けて、従前と変わらず虎視眈眈(こしたんたん)と準備を進める陣営、にわかに支持者と会合を開き協議する陣営、無投票と読み悠然と構える陣営と対応は様々といったところ。
 うわさを聞いた市民からも無投票と実戦突入に対し賛否両論の声が聞かれたが、最終的にどちらになろうとも停滞ムードを一掃するいい機会だと好意的に受け止める声も少なくない。
 市議選は26日現在で定数24に対し、現職14、元職1、新人9の24人が立候補を正式表明している。
 立候補を予定している現職は、1期の大河内和彦氏(52・国民民主)=塩田=、溝井光夫氏(58)=雨田=、横田洋子氏(60・共産)=西川=、佐藤栄久男氏(62)=袋田=、2期の安藤聡氏(48)=桜ケ岡=、本田勝善氏(54)=森宿=、大寺正晃氏(57)=丸田町=、4期の五十嵐伸氏(56)=守屋=、広瀬吉彦氏(68)=影沼町=、佐藤暸二氏(63)=矢沢=、加藤和記氏(69)=江花=、5期の市村喜雄氏(62)=中町=、鈴木正勝氏(66・公明)=新町=、6期の大内康司氏(79・自民)=浜尾=で計14人。
 元職の石堂正章氏(61)=宮先町=。
 新人は立候補表明順に、大柿貞夫氏(67)=小作田=、堂脇明奈氏(36・共産)=千日堂=、熊谷勝幸氏(48)=上小山田=、鈴木洋二氏(60)=朝日田=、髙橋邦彦氏(46)=仁井田=、斉藤秀幸氏(43)=江持=、浜尾一美氏(47)=仁井田=、深谷政憲氏(62)=保土原=、小野裕史氏(50)=本町=の9人。
 選挙戦となった場合、期日前投票所は今月行われた参院選同様の市役所、コミュニティプラザ、長沼保健センター、岩瀬市民サービスセンターで5日から10日まで行う。
 8月11日の投票所も59カ所だが、須賀川第一投票所はものづくりセンター、長沼の江花地区は上江花集会所に変更となる。