須賀川市教委が職員2人を停職処分

 須賀川市教委は4日、市役所で緊急記者会見を開き、放課後児童クラブ関連不適切事務処理と酒気帯び運転をした職員2人の行政処分を発表した。高橋勇治教育部長と鈴木行宏こども課長が説明し、不適切事務処理の職員は停職3カ月、酒気帯び運転の嘱託職員は停職1カ月の処分が4日付けで下された。
 児童クラブ事務の不適正な事務処理はこども課主事(市懲戒処分規定により性別・年代は未公表)が事務を担当した平成29年10月から昨年10月にかけ、市内18施設の放課後児童クラブの入館処理漏れ(保育料未払い)71人分102万3810円、退館処理漏れ(過剰徴収)48人分13万6380円、ひとり親の減免漏れ14人分17万5500円など計149人分(保護者125人)計144万円余。保育料未払いは一部を除き徴収済みで、還付金は全員分返却済み。
 また児童クラブ指定管理委託料4法人(11施設)で総額9526万3745円などの未払い。今年2月末までに支払いは完了している。
 放課後児童クラブ館事務処理は該当主事が1人で担当し、督促状が市から届いた保護者や未払い業者などからの問い合わせの電話にその場しのぎの返答を繰り返したようだと市の調査で明らかになった。体調不良を理由に昨年10月から休職中で、その後の問い合わせを別の職員が処理したことから不適切な処理が発覚した。
 酒気帯び運転は市内こども園に勤務する嘱託保育教諭が3月、酒を飲んだ後で車を運転して帰宅中に中山地内の空き地で物損事故を起こした。近隣住民からの通報を受けた須賀川署が捜査し逮捕した。  
 これらの事案を受けて鈴木こども課長は文書による訓告処分を受けた。
 森合義衛教育長は「適正な業務管理と職員の綱紀粛正に努めてまいります」とコメントした。
 市職員による不祥事は昨年11月の公金紛失事件がある。