7月7日は認定後初の「特撮の日」

 須賀川市出身の故円谷英二監督らが世界に誇る技術にまで高めた“特撮”を後世に伝える文化として受け継ぐ活動に取り組む、特撮文化推進事業実行委員会(会長・橋本克也市長)は、7日の「特撮の日」を記念してスペシャルトークイベントを午後2時からtetteたいまつホールで開く。6日午後からはNHKドラマ「いだてん」で実際に撮影したミニチュア特撮の一般公開も行う。
 「特撮の日」は故円谷監督の誕生日を実行委員会が記念日に申請し、今年2月に日本記念日財団から認定された。
 記念日認定から初めての特撮の日を記念して、放送中の「いだてん」冒頭で流れる、1964年五輪当時の東京のまちなみを再現したミニチュアを撮影した結城崇史プロデューサーと実行委員会メンバーの尾上克郎監督を迎えたトークイベントを企画した。
 結城さんと尾上さんのスペシャルトークでは最新の特殊映像技術(VFX)紹介、CG全盛の現代であえてミニチュア特撮にこだわった経緯と意義、特撮が持つこれからの可能性などについて語り合う予定となっている。
 事前応募で観覧希望者は定員100人に達しており、当日の会場入場は出来ないが、実際に撮影で使用された「いだてん」のミニチュアは6日午後からエントランスホールで公開し、一般来場者も観覧できる。
 ミニチュアはかつての日本橋や浅草のまちなみをCGなどの最新技術に加えて特撮も効果的に使って、昨年6月から約1年かけて須賀川市長沼地域で撮影した。
 準備の都合上、3日現在でミニチュアの大きさは詳細に発表されていないが、番組関連のミニパネルなどと一緒に、「いだてん」の世界と東京五輪当時の東京、現代技術を集結した特撮の妙を十分に楽しめる。
 特撮文化推進事業実行委員会は須賀川市をはじめ県、NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構、学校法人国際総合学園FSGカレッジリーグ国際アート&デザイン大学校、須賀川商工会議所で構成する。
 特撮を日本の誇るべき文化として確立し、継承・発展・創造へとつなげるために昨年11月に発足した。これまでシンポジウム「メカ特撮の魅力」、初代「ゴジラ」や平成版「ガメラ」上映などの催しを開いてきた。
 またトークイベント会場のtette5階では、全長2㍍超の初代ゴジラを再現したアクタースーツや特撮関連資料などを取りそろえた円谷英二ミュージアムが好評を呼び、6月末現在で4万人超が来場している。